改正雇用保険法成立_令和4年の保険料率段階的に上がります
本日3月30日に改正雇用保険法が参議院本会議で可決されました。
雇用保険料率が、令和4年4月と10月で段階的に変わります。
直近の4月は事業主負担分のみUP。雇用保険対象者支給賃金額に対し0.05%上がります。
10月は被保険者である従業員の負担も0.2%上がります。
従業員負担分は支給される給与から天引きされる形で会社が預かり、年に1度、事業主負担分を加えて労働保険料として納めます。
一般の事業の場合(建設業以外のほとんどが一般の事業です)
労使合計の雇用保険料率:13.5/1,000(1.35%)(現在は0.9%)
労働者負担 5/1,000(0.5%)(現在は0.3%)
事業主負担 5/1,000+ 3.5/1,000 =8.5/1,000 (0.85%)(現在は0.6%)
https://www.mhlw.go.jp/content/000921550.pdf
今年度は年度の途中で労働保険料率が変わります。
労働保険料年度更新の作業が繁雑になりそうですね。
私も前もって準備したいと思います。