労務未経験社労士が行く!

従業員数5名~20名程の企業様(個人事業主を含む)の労務経理支援をしています。押印とか電子申請とか、手続のピンポイントのここがわからない!!悩む!!を解決していきましょう!

【給与計算と会計】法定福利費の計上

給与計算では4種類(ないしは3種類)の法定預り金が発生します。

1源泉所得税、2社会保険料、3雇用保険料、4住民税(特別徴収時に限る)です。

 

このうち、社会保険料は発生額に対し、会社と従業員で折半負担します。

会社分→法定福利費、従業員から控除分→預り金、となります。

納付は翌月末なので、給与支給後となることが多いです。

法定福利費法定福利費/未払費用として計上される会社さんが多いでしょう。

(口座引き落と時に法定福利費を計上する会社さんもあります)

保険料は、

・健康保険料 介護保険なし10%弱、介護保険有り11.45%(協会けんぽ・東京都)

・厚生年金保険料 18.3%

なので、会社負担は単純に(10+19)/2=19%。

毎月の概算法定福利費の計算にはこんな数字を使います。