電子申請も紙でも!異動届のコレを忘れずに!該当編
健康保険の被扶養者異動届と中々仲良くなれません。
私の備忘をかねて、忘れてはいけない記入欄について話をします。
異動といっても被扶養者(保険料を払わなくていい方)になる異動と外れる異動(年収130万円以上になったときなど自分で被保険者になる)がありますね。
今回は、被扶養者になる(該当の)異動の注意点からいきます。
①この○、絶対忘れないで!
下の画像は異動届です。
赤枠の所を見てください。
何気ない欄ですが、被扶養者になる重要な要件の1つである年収要件を事業主が確認したよという○です。
年収要件とは、年間収入(いわゆる額面)が130万円未満である(かつ被保険者の年間収入の1/2未満である)ことです。
○を忘れると、返ってきます。
手続送れます。
重要です。
②☑を忘れないで!!
下の画像は異動届の中程の部分です。
3つの赤枠にはいずれも□がありますね。
まず1番上の赤枠です。
被扶養者さん(収入が130万円未満の方)がOKであれば、「第3号被保険者関係届~委任にします。」にチェックをしてください。これをしないと別に届出を一つすることになります。面倒です。
次に2つ目と3つ目ですが、事業主さんは被保険者(会社で働いている方)と被扶養者となる方の関係を確認しなくてはなりません。
健康保険の被扶養者になる第2の要件は、一定以内の親族であることが必要だからです。
例えば、被扶養者になる方と被保険者は親子であることを被保険者に確認しなくてはなりません。
必ずチェックをしてください。
多分、○や☑をしないのは私ぐらいだと思いますが…
健康保険の届出は、保険証に関係するので特に速やかに行いたいですね!
電子申請の氏名のスペースは全角か半角か?
引き続き電子申請編です。
4月1日で色々届出を出しているのですが、返戻たくさんもらっております。
(広域事務センターの皆様、年度初めのお忙しいところすみません。。。)
異動届を電子申請、到達してほっとしていたのもつかの間、eGOVを開いたら、返戻でした。
開いてみると下記の通りでした。
スペースが規定通りでない!!ということで返ってきてしまいました。
スペース入れた記憶があるなと申請書類を見たところ、「半角スペース」でした。
「半角スペース」はNG!!!
全角スペースにして再度申請したところ、通りました。
異動届は「氏名の間のスペースは全角」でいきましょう!!!
他の申請書はどうなんだろう?
地方税の電子申請の利用開始届(eLTAX)はスペースNGだったよな…とかいろいろなことを思いながら、事業主さんにご迷惑のかからぬよう頑張ります。
資格取得届・電子申請「都道府県コード」ってなんだよーーー!!
前回に続き、社会保険手続の電子申請についてです。
関与先さんに新しく社員さんが入社されたので、健康保険と厚生年金保険の資格取得届を電子申請でしてみました。
事前に情報をいただいていたし紙で書いて出していたので、記載自体はするするっと書けるはず…と思っていたら見込みが甘かった。
下のスクリーンショットはeGovでの電子申請の画面なのですが、
赤枠内を見てください。
「あれ…①事業所整理記号がなぜか3ワク(2桁+4桁+4桁)あるぞ…??」
2桁+4桁は、数字2桁+カタカナ3文字(例:00 - アアア)で間違いない。
けれど、最初の1枠の2桁はなんだろう???
比較対象として紙で記入+郵送で届出る場合の帳票を見てみましょう。
赤枠内の事業所整理記号は2桁+4桁で2ワクですね。
やっぱり、最初の1ワク多くないか…?
色々調べたところ、最初の1枠2桁について下記のことがわかりました。
①3ワクはいずれも入力必須(空欄で電子申請できない!)
②都道府県コードである。しかし、東京13、神奈川14 というおなじみのJISコードではなく、2桁の社会保険コードというものを入力するらしい。
③確認できる書類は、社会保険料の「社会保険料納入告知額・領収書」
④新規適用時の「適用通知書」には記載なし…←記載してください!!!
社会保険コード、聞いたことがない!!
関与先様から②をお預かりしておらず、ただでさえ忙しい年度初め、お手を煩わせるのも気が引ける…ということで都道府県コード(社会保険コード)を調べました。
①事業所整理記号の3ワクのうち最初(一番左)の2桁に入力すべき都道府県コードはこちらです!
私が申請した届出は神奈川の事業所さんだったので、「31」を入力すればOKですね。
ちなみにおなじみのJISコードの都道府県コードはこちらです。
健康保険・厚生年金保険資格取得届で使用してはいけません!
なんでいきなり謎のコードがでてくるの…
コード調べるときもネット検索&厚労省のHPうろうろで30分以上かかりました。
電子申請チームさん、もっとわかりやすい所にコード表置いてください!!
初めて社会保険手続で電子申請をしました
社労士としてお仕事をしているのにお恥ずかしいのですが…
この度初めて届出の電子申請をしました。
社労士事務所に勤めたことも、事業会社で電子申請したこともないので、知識ゼロ状態からのスタートでした。
結論。
知識経験ゼロからでも電子申請はできます!
東京会の所属の方であれば、会員ページにログイン後に見られる電子申請の特集ページが素晴らしいです。
大体、QAで検索すればひっかかっている細かなところは解決できます。
生き方を選べる時代
先日、ある事業会社さんの管理部門長とお話をしていました。
お子さんが4人いらっしゃる方で、部門メンバーもお子さんがいらっしゃり、中学受験の話を聞いて戦慄した等話が盛り上がりました。
働き方が選べる時代だなと。
数年前は小さな子どもがいるというのは働く上ではデメリットでしかなかったような気がしたけど、育児と仕事の両立を積極的に推進していってもいいのだなと。
人材が資本となるには?
企業財務の本を読んでいる。
人材は資本なのはわかったが、数値化するとなると難しいなあ。
給与が人材の価値や資本性を反映したものであれば、ある程度数値化されているのだろうけど、生活給要素が強かったり、年功序列で評価とあまり連動していなかったりすると、費用っぽさが一気に増すなあ。
資本は1を1以上にする元手のイメージであれば、従業員はパフォーマンスを発揮しなくてはならないわけで。
もちろん企業側の環境整備は必須だけど、従業員さん側も「ただ働けばいいんでしょ」の意識では費用になってしまうよね。
そして従業員さんから企業に全てのお膳立てを要求されても現実問題難しいよな、と思う。
環境整備の最低ラインとして、労基法労契法、労働社会諸法令遵守があるのかなと思うが、それでも何か足りないな。企業側から発信できることはなんだろう?
どうしたら場を盛り上げていけるのかな?
子どもの教育と人材
家族と企業は全く性質の異なる共同体であるが、子どもを育ていて、①方針を立てる、②コミュニケーションを取り、③ある程度主導権を握りながら、④実行するというのは似ているのかな。
その手前の情報収集や実行後の振り返りも同じく。
家族は目標達成のための共同体ではないので、目的達成目標達成は一部にすぎない。
企業は目標達成にための共同体であるが、しばしば事業主さんと従業員さんの目指す方向が異なっている。
また、親と子どもは、思考力や体力、情報というリソースの非対称性がとても大きい。
事業主さんと従業員さんは、企業における過ごし方思惑が異なることが多い。
人材版伊藤レポート2.0を読んだり、未来人材ビジョンを読むと、我々ミドルエイジが受けてきた教育ではこれからは立ちゆかなくなるだろうということが容易に想像できる。
探究の前に、物事に興味が湧かない人はどうすればよいのだろうか?
今までもこれからもいるだろうに…
子ども達を見ていても二極化なのかなと感じる。
「落ちこぼれないように」努力するのか?
「すごい楽しそうな世の中になりそう!」と努力するのか?
大人は自分で選択するけど、子どもは家庭の教育方針や学校の先生の教育の影響をめちゃくちゃ受ける。
アクティブラーニングが叫ばれるけれど、できる先生どのぐらいいるのかな。
(先生批判ではなく、ただでさえ激務の中、そのためのトレーニングや研修をされているのか?担保できるような動きはあるのか?とかなり疑問)
公教育に期待できなかったら、選択肢を広げるために私立か?は当然の流れのように思う。少子化は進んでいるが、中学受験者数はコロナをきっかけにますます増加しているそう。
色々考えていたら鬱々としてきたのでストップして手続書類を作ります。