【疑問に答えます】「社会保険」ってなんじゃい?
日本の社会保険はそれはそれは複雑。
「社会保険」といっても、労働保険を含む場合あり。
保険の種類だけでも数種類、その中で保険者(保険の主体となる団体)も複数あります。
一番一般的なのは、65歳未満で、ある程度規模(50名以上)の会社に雇用されているフルタイムで働く従業員(給与所得者)さんのパターン。
ほぼ100%、社会保険としては下記のような構成になります。
①厚生年金保険に加入している ⇒年金の保険料を払っている
②協会けんぽ又は健康組合に加入している ⇒「保険証」はこちらが発行
③雇用保険に加入している ⇒ 失業手当がでるよ
④労災保険に加入している ⇒ 給与から控除ないから存在知られていないが、労災になったらこの保険から給付があります
困るのは、これ以外のパターンです。
A ①あり、②なし、③あり、④あり とか
B ①なし、②なし、③あり、④あり とか
C ①あり、②あり、③なし、④なし とか…
それぞれ類型があるのですが、わかりますか?
Aは医師国民健康保険に加入している病院診療所の従業員。
Bは週およそ30時間未満で働く(フルタイムでない)従業員。
Cは法人の役員。
さらにいうとなしの場合は「じゃあ何の保険に加入してる、加入できるんだよ!?」となります。